首から肩にかけての神経痛の例

はりあん

首や肩の痛みが2ヶ月以上続き、じっとしているときにしびれを感じるような場合は、単なる肩こり五十肩などではなく神経痛かもしれません。整形外科に2~3ヶ月通っても症状が改善しない場合は一度鍼灸を試してみるのも良いと思います。神経痛ではないとしても長く続く慢性の痛みしびれ、違和感は鍼灸が得意する分野のひとつです。慢性の症状であっても、1~2回の施術で変化を感じられることは珍しくありません。

属性50代 男性
主訴左首から肩にかけて線のような痛み。後頭部も痛い。夜、テレビを見ながら座っていると左腕にもわっとしたしびれを感じる。
状況

結果
2-3ヶ月前から首から肩にかけて張るような痛みがある。2ヶ月整形外科に通ったが症状が変わらないため、慢性的になったので鍼を試すことにした。

◆1回目
首から肩にかけて丁寧に施術。特に後頭部が硬かったのでゆるめるようにした。肩甲骨周りも一部張りがあったので筋肉や筋膜をほぐすような施術を行い、1週間後に次回の予約を入れていただいた。

◆2回目
1回目の施術のあと首の痛みがなくなったとのこと。肩の痛みと安静時のもやもやしたしびれはあるがもやもやの感じが少し薄くなった。1回目の施術で変化があったので2回目も肩を中心に同じような施術を行った。更に1週間後に予約を入れていただく。

◆3回目
来院から2週間。肩の痛い場所が左肩全体から、肩甲挙筋の辺りに絞られてきた。範囲が狭まった感じ。

◆4回目
来院から3週間目。前回から更に痛みの場所が狭まってピンポイントで薄く残っている感じ。しびれのもやもや感もゼロではないがかなり減った。このあとは自然治癒で回復すると見込み一旦、鍼灸施術は終了。
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