はりあん
違和感や痛みからしびれを伴う症状に変化してきた場合は、徐々に状態が悪化していることが考えられます。整形外科や接骨院などで症状が緩和しない場合、手前味噌ですが鍼灸を試してみるのもオススメです。鍼灸には深部の筋肉を効果的に緩めることが期待できるため、臀部や太ももの前面(大腿四頭筋、)裏側(ハムストリング)、ふくらはぎのしびれ、踵の違和感や痛みなどに対応できます
属性 | 50代 女性 |
主訴 | 臀部からふくらはぎのしびれ、踵の痛み。疲労時の腰やふくらはぎのだるさ |
状況 ・ 結果 | もともと若い頃から腰を痛めることが多く、よくマッサージや接骨院には通っている。最近体重が増えた影響から慢性的に腰が痛くなり普段はコルセットもしているが、だんだん右の臀部や太ももにしびれを感じるようなってきた。ここ数日はふくらはぎのだるさに加えて、歩くときに踵が痛みを感じる。 ◆1回目 片側の臀部から足先にしびれが出ている場合は、坐骨神経痛が考えられるため臀部を中心に全身に鍼施術を行なった。術後にしびはかなり緩和する。 ◆2回目(初回から1週間後) 前回火曜日に鍼灸施術を受けて週末まではしびれをほとんど感じなかったが週明けにはしびれが出てきたとのこと。前回同様に臀部を中心に鍼灸施術をおこなう。前回同様、施術後にしびれ症状はほぼ消失。 ◆3回目(2回目から1週間後) やはり週明けにはしびれは出たが、いままでと異なり終日ではなく断続的にしびれを感じるとのこと。施術後は痛みも緩和して足をついても踵の痛みもなく楽に歩ける状態になった。 ◆4回目(3回目から1週間後) 以前より腰痛の強さが弱くなる。しびれはほとんど感じなくなった。たくさん歩いたときや疲れたときに足がだるくなる。 ◆5回目 患者さんの症状は、環境や生活習慣(仕事の忙しさ、食事や体重管理、睡眠・運動不足、週末の歩き過ぎetc)によって症状が変化するため、今後はしびれが体調が気になるときに来院してもらうように案内。(その後、半年間は月に2回くらいの頻度で来院され、定期的に臀部を緩めることで、現在はしびれは出ない状態を維持している) |