2023年の出生数は72.7万人(昨年度比4.3万人減)
毎年流れる出生数減少のニュース。今年の秋に発表された最新2023年版人口動態統計による出生数は約72.7万人で昨年の77万人から4.3万減りました。今回の発表の驚きは50歳以上の出産が100名いたことです。(下記表の赤枠)そのうち初産がなんと72人(第二子が21人・第三子が7人)でした。(一番下の赤枠)また、出生数が減少する中で、45歳から49歳の階級と50歳以上の階級で増加が見られました。高齢で親になることには、いろいろなご意見はあるかと思いますが、事実として高齢の母親の割合は確実に増えています。
個人的にはこの増加が病院の不妊治療とどの程度関係しているのか気になったので、次回、日本産婦人科学会から発表されている現在最新の2022年のデータを元に素人なりに分析してみたいと思います。参考までに下記にデータのリンク先を貼っておきました。気になる方はぜひチェックしてみてください。今回はここまです😊
▶ 厚生労働省サイト(PDF):母の年齢(5歳階級)・ 出生順位別にみた出生数
▶ 厚生労働省サイト 令和5年(2023)人口動態統計(確定数)の概況
▶ 日本産科婦人科学会 (PDF) 2022年体外受精・胚移植等の臨床実施成績