内反捻挫(スポーツ疾患)の例

はりあん

スポーツ疾患は、施術者にとって非常にやっかいです。
施術で痛みが和らぎ調子が良くなると、患者さんは完治するまえに練習(試合)の強度を上げる傾向にあります。
結果として、また故障した場合、以前よりケガの程度が重症化し治りにくくなります。 リハビリを焦ってはいけないのはこのためです。

属性40代 女性
主訴左足首の外側の痛み
状況

結果
バレーボールで着地の際に、他人の足の上に乗り、左足首をひねり捻挫。 4年前にも同じケガをして復帰までに3ヶ月弱かかった。 前回は整形外科に行ったが、今回は思いきって鍼灸院に来たそうです。
既に、ケガから2週間たっていたので、週1度の施術を継続して実施することにしました。 施術の狙い・目的は、痛みを軽減と回復を早めて復帰を早めること(大会がケガの12週間後)になります。
5回目の施術で、まだ足にはやや不安が残るものの練習できる見込みが立ったので鍼灸を終了し、 持病の偏頭痛も、3回目の施術以降ピタリととまったとのことです。
練習復帰がケガから8週目でしたが、ケガの直後に鍼灸を開始していれば もう少し万全な状態で復帰できたと思います。持病の偏頭痛が治ったのは鍼灸ならではだと思います。
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