子宮内膜が薄い(5mm)と言われた40代|7.8mmで胚移植し妊娠

クリニックで子宮内膜が5mmと薄い状態と言われていた40代の方が、移植時には7.8mmで胚移植を行い妊娠に至った症例です。

はりあん

鍼灸施術を受けたからといって、必ず子宮内膜が改善するわけではありません。しかし、実際に内膜の状態が変化する方もいらっしゃいます。
妊活に限らず、同じ行動を繰り返しながら異なる結果を期待するのは難しいものです。結果が思うように出ない場合には、これまでの行動(プロセス)を見直してみることも大切だと感じます。
今回のケースも、「次の胚移植までに身体の状態を整えたい」という思いから鍼灸施術を取り入れられました。

属性40代 女性
主訴子宮内膜を改善し、次回の体外受精に備えたい。
これまで体外受精‐胚移植を2回行っており、2回目の胚移植では陽性反応が出たものの、5〜6週で流産となった。胚移植の際、子宮内膜が厚くならないことが以前から気になっており、薄いときは1mmと言われたこともある。妊娠・流産したときの内膜は5mmだった。
内膜だけが原因ではないと思うが、流産を経験したこともあり、次回の胚移植では少しでも良い状態で臨みたいとのことで来院された。
状況

結果
状況:妊活2年目。これまで採卵を2回、胚移植も2回経験している。2回目の移植では初めて陽性反応が出たが、その後すぐに流産となった。
過去にはチョコレート嚢胞(子宮内膜症性卵巣嚢胞)のため、ピルを服用していた時期もある。現在は凍結胚が2個残っており、次回の移植までに体調を整えた状態で臨みたいとのことで来院された。

◆1回目-4回目(初診から週一のペースで鍼灸施術)
すでに採卵を終え、凍結胚が2個ある状態で、約2か月後に胚移植を予定していた。
そのため、まずは身体の状態を整えることを目的に、最初の1か月は週1回のペースで施術を行った。

◆5回目-6回目
移植周期に入ってからは、子宮内膜を含めた骨盤内の血流を意識しながら、自律神経を整える施術内容へとシフトしていった。子宮は骨盤内の血流の影響を受けやすいため、骨盤周囲の血流改善と自律神経のバランスを整えることを意識して施術を行った。

◆7回目
移植の1週間前にクリニックで内膜チェックを受けたところ、内膜は5mmとのことだった。
施術では、来週の胚移植に向けて身体の状態を整えることを目的とした内容を行った。

◆8回目
クリニックで胚移植を行った後、当院に来院。当日の内膜は7.8mmだったとのこと。
移植当日の鍼灸施術では、血流改善はもちろんですが、自律神経、特に副交感神経を優位にすることで身体全体を緩め、着床をサポートすることを目的としている。
(胚移植当日の鍼灸が着床率を高める可能性を示した論文も報告されています。)

◆9回目-18回
9回目の来院時に、陽性判定が出たとの報告を受けた。前回の妊娠では6週で流産となっていたため、引き続き妊活の施術を継続。今回は40代での妊娠でもあったため、16週までの施術を目安としてサポートを行った。(原則として妊活目的の施術は12週頃までが目安となります。12週以降は、つわり軽減、安産、逆子予防などを目的とした施術内容になります。)
はりあん

同じようなお悩みの方へ
子宮内膜が薄い場合、原因は一つではありません。血流、自律神経、ホルモンバランスなどが影響していることもあります。
今回のように、移植までの期間に体調を整えることで、内膜の状態が変化するケースもあります。子宮内膜が薄いと言われている方からも、同じような相談を受けることがあります。
「移植までにできることをしておきたい」とお考えの方は、一度ご相談ください。

※鍼灸施術を行うことで、必ず子宮内膜が改善するわけではありません。
※効果には個人差があります。

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